不妊治療を徹底ナビ » 悩み解決!不妊治療Q&A! » Q6. 「太っていると妊娠しにくい」は本当ですか?

悩み解決!不妊治療Q&A!

今さら聞けない不妊治療のギモンをまとめました。

不妊治療を考え始めたものの、調べれば調べるほどわからなくなることもすぐなくありません。そこでこちらでは不妊治療の基本から、妊娠しやすい体をつくるポイントまで、妊活に関わるさまざまなギモンを一挙掲載します。

Q.身長156cmで体重65kgの太めです。知人から「太っていると妊娠しにくい」と聞きましたが、本当ですか?
結婚以来どんどん体重が増えて、今や10kgも太ってしまいました。現在は身長156cmで体重65kgです。知人から「太ってると妊娠しにくいらしいよ」と言われたのですが、それは本当でしょうか? 妊娠を望むならば、ダイエットしたほうが良いということなのでしょうか?

太っていると妊娠しにくいという説は、本当です。標準体重以下までダイエットをしたほうが、妊娠率は上がります。

肥満は妊娠率を低下させる要因です
肥満が妊娠率を低下させる要因となることは、医学会でも確認されています。肥満女性の体内では、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌量が過多になるため、卵巣からの排卵を抑えてしまいます。また、肥満の人はインスリンと呼ばれるホルモンの分泌量が増えるのですが、インスリンが増えると男性ホルモンの活動が活発になり、妊娠に必要な女性ホルモンの働きが抑制されます。以上2つの理由により、肥満は妊娠率を下げるとされています。
ダイエットすることをおすすめします
肥満型の人が妊娠を望むのであれば、標準体重以下までダイエットをするよう心掛けてください。体重÷(身長×身長)=肥満指数この公式に当てはめて計算をし、肥満指数が25以上になると医学的な「肥満」とされます。最低でも25未満まで持ってくるよう、日頃、食生活の見直しや適度な運動などを通じてダイエットをするようにしましょう。
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