不妊治療を徹底ナビ » 悩み解決!不妊治療Q&A! » Q4. 抗うつ薬を飲みながらの不妊治療は?

悩み解決!不妊治療Q&A!

今さら聞けない不妊治療のギモンをまとめました。

不妊治療を考え始めたものの、調べれば調べるほどわからなくなることもすぐなくありません。そこでこちらでは不妊治療の基本から、妊娠しやすい体をつくるポイントまで、妊活に関わるさまざまなギモンを一挙掲載します。

Q.1年前から抗うつ薬を飲んでいます。まだ服用は続く見通しです。抗うつ薬は不妊治療に影響がありますか?
職場などのストレスが蓄積した結果、1年前にうつ病を発症。現在、症状は落ち着いたものの、抗うつ薬の服用は続けています。抗うつ薬を飲んでいる場合、不妊治療に何らかの影響はあるのでしょうか? 薬が不要となる時期を待っていると、今度は年齢的な問題で妊娠しなくなりそうで不安です。

抗うつ薬は不妊治療にまったく影響ありません。不妊治療に影響のある薬は抗がん剤くらいです。

抗うつ薬は不妊治療と競合しません
うつ病の薬には何種類がありますが、不妊治療に影響のある成分が含まれている薬は、基本的にありません。安心して不妊治療をスタートさせてください。ただし、一部の抗うつ薬には排卵を抑制する作用があるものもあるので、主治医に確認してみましょう。万が一、そのタイプの抗うつ薬を服用していたとしても、別の薬に変更すれば良いだけなので何ら問題ありません。
不妊治療と競合する薬は抗がん剤くらいです
抗うつ薬以外にも、何らかの薬を常用している人は多いことでしょう。基本的に理解しておいて欲しいのは、不妊治療に影響のある薬は抗がん剤くらいだということです。動物実験では、抗てんかん薬が胎児に影響を与えるとの報告もありますが、人間には影響を与えないとされています。不妊治療への影響を考慮して、抗てんかん薬やぜんそく薬などの服用を中止した場合、むしろ発作の発症のほうが心配です。
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