不妊治療を徹底ナビ » 悩み解決!不妊治療Q&A! » Q2. 排卵日の予想ができません。不妊症なのでしょうか?

悩み解決!不妊治療Q&A!

今さら聞けない不妊治療のギモンをまとめました。

不妊治療を考え始めたものの、調べれば調べるほどわからなくなることもすぐなくありません。そこでこちらでは不妊治療の基本から、妊娠しやすい体をつくるポイントまで、妊活に関わるさまざまなギモンを一挙掲載します。

Q.基礎体温をつけても高温期がいつなのか分からないので、排卵日の予想ができません。不妊症なのでしょうか?
妊娠を希望して基礎体温表を毎日つけているのですが、高温期がはっきりと分かりません。数日ほど高温が続いたかと思うと、すぐに体温が下がったりします。そのため排卵日の予想ができない状況です。高温期と低温期が分かりにくいということは、妊娠しにくい体ということなのでしょうか?

ご安心ください。どんな方でも、基礎体温だけで排卵日の予想をすることはできません。

「低体温最終日=排卵日」とは限りません
一般に「低体温最終日=排卵日」と考えられていますが、実際にこのタイミングで排卵が来る確率は22%です。この前日に排卵が行われる例も全体の5%ほどあります。最も多いのは、低体温最終日から高温期にかけての数日間に排卵が来る場合です。確率的に考えても、基礎体温表だけで正確に排卵日を予測することは困難です。深く気にされないほうが良いでしょう。
あまり基礎体温に神経質にならないようにしましょう
基礎体温による排卵日の予想が難しい以上、現在の不妊治療現場においても、基礎体温はそれほど重視されていません。そもそも自宅で体温を測る場合、測り方の少々の違いで体温は大きく上下します。高温期に体温が少し下がったくらいで、気にするほどのことでもありません。
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